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Story

修復の目的

古くから受け継がれてきた器には、
その時代や持ち主の記憶が宿っています。

漆の修復は、そうした記憶を守りながら、
先の未来へ繋いでいくための技法です。

細胞が生命を守るように、
漆もまた、ものを守り、

保ち続ける働きを持っています。

ここでは、漆による修復と再生を通し、
受け継がれてきた時間と記憶を、未来へ繋げて行きます。

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かつて日本から海を渡り"JAPAN"と呼ばれた漆器は、世界中で愛され、使われ続けてきました。それらは単なる工芸品ではなく、時代を越えて人々の暮らしに寄り添ってきた歴史そのものです。

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割れや欠け、摩耗は、長く使われてきた証でもあります。

漆は塗り重ねることで幾層もの保護膜を形成し、細胞が生命を守るように、器の本質を包み込みながら生かし続けます。

その痕跡を丁寧に受け止め、必要な手当てを施すことで、器は再び日常の中で息づき、次の世代へと渡すことができます。

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”かけた部分を漆で補強し、経年による美しさを刻みます。”

日本から渡った遺産を漆で修復することは、
距離を越えて、文化と記憶を繋ぐ行為でもあります。

漆による修復と再生を通し、
受け継がれてきた時間と記憶を、未来へ繋げて行きます。

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cellulaの修復

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再塗装・塗り直し

全体的な褪色や摩耗がある場合、漆を重ねて塗り直すことで仕上げを再生します。
深み、光沢、静かな存在感を取り戻します。

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キズがついたもの

表面に生じた擦れやキズを、研磨と塗りで整えます。
形を変えることなく、艶と奥行きを取り戻します。

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ヒビが入ったもの

金継ぎの技術を応用し、ヒビを補強します。経年による偶然の美をあえて残す、日本独自の美を実装ながらの補強を行っています。

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カケたもの

縁や本体に生じた欠けを、漆と下地により丁寧に補い、形を整え、本来の佇まいに自然に馴染むよう仕上げています。

cellulaの修復

漆との共存

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漆とはウルシの木から採れる樹液のことです。
ウルシの木は、10年から15年かけて成長し、その樹液は 一本の木から、たった200mlしか採取できない。
​ 
​人々は山でウルシの木を育て、その樹液を恵みとして生活に役立ててきた。人間と漆はその関係を果てしなく長い間、続けてきた。

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